継承とは
「継承」とは、既に定義されているクラスを修正することなく、クラスの機能を拡張する仕組みのことだ。
新たにクラスを定義するとき、元となるクラスを指定することが出来る。
元となるクラスを「基底クラス」または「スーパークラス」、
基底クラスを元に新たに定義するクラスを「派生クラス」または「サブクラス」などと呼ぶ。
派生クラスは基底クラスのデータ構造(メンバ変数)・機能(メンバ関数)を全て受け継ぎ、それに新たなデータ構造・機能を追加することが出来る。
UML ではクラスの継承関係を下図の様に図示する。
継承により、クラスの再利用性が向上する。
基底クラスと複数の派生クラス