ViVi 08xx から 10xx へのアップグレードについて
 
■ アップデート料金
 08xx で使用ライセンスをご購入済みの場合、10xx に移行してもアップデート料金を支払う必要はありません。現在販売している使用ライセンスは ver 1.x.xxx までの使用権です。ver 2.0 のアップデート料金は無料とは限りません。2001/05/01 より法人向け料金を設定していますが、それ以前にライセンスをご購入された場合の追加料金も必要ありません。
■ アップデート方法
 vivi10xx.lzh を適当なディレクトリで解凍してください。
 10xx ではいくつかのメニュー項目を追加しています。08xx でメニューカスタマイズを行っていると、10xx に置き換えただけでは新メニューが有効になりません。[その他]-[カスタマイズ] を実行しメニュータブで【リセット】を実行してください。(注意:以前のメニューカスタマイズは全て無効になります)
 10xx は MFC DLL を利用しますので、お持ちでない方は vc6dll をDL&解凍し、vivi.exe と同じディレクトリに置いてください。
■ ユーザ認証
 ViVi 10xx をセットアップすると ViVi 08xx での認証が無効になってしまいます。これは 10xx で認証情報を HKEY_CURRENT_USER\Software\N.Tsuda\vivi にのみ保存するように仕様変更してしまったためです。お手数とは思いますが、ViVi ユーザ認証システム にてユーザ認証作業をされますようお願いします。
■ Ver 1.0.xx の新機能
機能概要
アウトラインバー アウトラインをドッキング可能なアウトラインバーに変更しました。オープンしているファイルが一覧表示され、ファイルの切り替えも可能になり、使い勝手が格段に向上しました。
Unicode, UTF-8 サポート Unicode, UTF-8 をサポートしました。
プロパティ管理 08xx では拡張子ごとに各種設定が可能でしたが、10xx では複数の拡張子をひとつのタイプとし、タイプごとの設定が可能になりました。たとえば .h .c .cpp をひとつのタイプとして設定を修正できます。[その他]-[プロパティ管理] を利用してください。
カレント文書のみのプロパティ変更 タイプ別プロパティの左下のドロップダウンに『現ドキュメントにのみ適用』を追加し、開いているドキュメントのみの設定変更を可能にしました。
プロジェクトファイル 複数のファイルをプロジェクトとして一括オープン、クローズなどが出来るようになりました。
メニュー文字列カスタマイズ メニューアイテム文字列を自由に設定できるようにしました。
正規表現モジュールの64ビット化 正規表現モジュールのNFA状態数を32から64に変更しました。これまでの倍の長さの正規表現が使用可能になりました。
DES 暗号化・復号化 DES 暗号化・復号化をサポートしました。パスワードを忘れないようにしてください。
telnet 機能 :telnet IP-ADDRESS で telnet できます。ワークステーションにログインし、コンパイルしたりできます。ただし全てのエスケープシーケンスはサポートしていないので、vi コマンドなどは利用できません。
vi, ex コマンド機能強化 {f|F|t|T}. で“。”にマッチ、:grep などを追加しました。
OnePointTips 機能強化 マスター済みのティップスは表示しない機能、検索機能を追加しました。
オンラインヘルプの chem 化 オンラインヘルプを HTML 形式から chem 形式に変更しました。検索も可能になり、使い勝手が向上しています。
■ 注意事項
フォントサイズ
 タイプ別プロパティのビュータブで指定するフォントサイズの単位は 08xx ではピクセル数でしたが、10xx ではポイント数に変更しました。フォントサイズが適切でない場合は修正してください。
文字変換
 10xx では文字変換メニューIDを変更しています。かならずメニューカスタマイズでリセットを行ってください。