■ 桁を揃える
a = 22; aaaa = 22; a = 22; aa = 22;
上図のように文字 '=' の桁位置が揃っていないソースで :%run addsp =[Enter] を実行すると、下図のように空白を挿入して桁を揃えてくれます。
a = 22; aaaa = 22; a = 22; aa = 22;
揃える文字、処理をする範囲を指定することができます。意外と便利で使えます。
■ 使用方法
:{範囲}run addsp.vvs {正規表現} [Enter]
↑のように ex コマンドを入力すれば、指定範囲の 正規表現 にマッチする行を探し、マッチする部分の桁を揃えてくれます。
たとえば、10行目から20行目までの '=' の桁を揃えたい場合は、下記のようにコマンド入力します。
:10,20run addsp.vvs = [Enter]
揃える文字は正規表現で指定します。ですので、正規表現特殊文字で揃えたい場合は \ でエスケープすることを忘れないでください。
下記は10〜20行目を [ で桁を揃えたい場合です。
:10,20run addsp.vvs \[ [Enter]
Tips: vi コマンドが有効でない場合でも、[Ctrl] + : を押せば、ex コマンドを入力・実行できます。
Tips: 揃えたい範囲を選択し、:: を入力すると :{範囲} を自動入力してくれます。
選択状態で :run addsp.vvs {正規表現} [Enter] を実行した場合は、選択範囲が処理対象となります。:: を入力するより楽です。
■ ダウンロード
「桁を揃える」スクリプトは ここ からダウンロードできます。