■ 正規表現状態数制限撤廃

これまでは正規表現の状態数に制限がありましたが、2.04 でその制限をなくしました。
メモリの許す限り(数千文字でもおk)、どんな長い正規表現でも大丈夫です。

■ \< \> を正規表現の途中でも使用可能に

ver 2.02 まで、単語開始・終了を表す \< \> は、接頭辞・接尾辞で、正規表現の最初または最後でないと指定できませんでしたし、 単独で使用することも出来ませんでした。

2.04 では \< \> を正規表現本体要素として取り扱うように修正しました。
これにより 「::\<hoge\>」の様に正規表現の途中にある場合や、\< 単独での検索も可能になりました。

■ 行頭、行末を表す ^ $ を正規表現の途中でも使用可能に

ver 2.02 まで、行頭、行末を表す ^ $ は、接頭辞・接尾辞で、正規表現の最初または最後でないと指定できませんでした。

2.04 では (^foo|bar) や (bar|^foo) の様に、正規表現の先頭でないが ( ) で囲ってあるために ^ が意味的に正規表現の先頭である場合は ^ が行頭を表すと解釈するように修正しました。
$ についても、( ) で囲ってあるために意味的に正規表現の末尾の場合は行末を表すと解釈するように修正しました。

■ (?: regexp )

( ) で囲った部分にマッチした文字列は、置換時は \1〜\9、ViViScript では $1〜$9 で部分参照できます。
(?: ) は機能的に ( ) と同じですが、部分参照されません。