月別アーカイブ: 2017年8月

Qt5 再入門>Hello, World (Label使用、デザイナ非使用)

次はLabelウィジェットは使用するが、デザイナを使用せずに「Hello, World」を表示する方法を見てみよう。

QMainWindow は、ウィンドウ中央に表示するウィジェットを持つ。これを「セントラル・ウィジェット」と呼び、setCentralWidget(QWidget*) で指定することができる。
なので、ui セットアップ後に、Label オブジェクトを生成し、それをセントラル・ウィジェットとして指定してやればよい。

MainWindow::MainWindow(QWidget *parent) : (略)
{
    ui->setupUi(this);
    QLabel *label = new QLabel("Hello, World");
    setCentralWidget(label);
}

演習問題

  1.  QLabel ではなく QPushButton オブジェクトを生成し、セントラル・ウィジェットに指定してみなさい。

 

Qt5 再入門>Hello, World (デザイナ・Label使用)

まずは画面に「Hello, World」を表示してみよう。
それにはいくつかの方法があるが、まずは一番簡単なLabelを使ったものを紹介する。
下図の左側のプロジェクト部分の Form を展開し、mainwindow.ui をダブルクリックする。

そうすると、下図のようなデザイン画面に切り替わるはずだ。
左にウィジェット一覧があるので、そこからテキストを表示するためのウィジェットである Labelを探す。ウィジェットはあまりに多すぎて探すのが大変なので、上部のフィルター部分に「la」と入力すると、下図のように一番下に出てくるぞ。

左側のウィジェット一覧から「Label」をドラッグし中央のフォームにドロップすると、下図の様に Labelウィジェットが画面に配置される。

次に「TextLabel」の部分をダブルクリックし、「Hello, World」とキーボードから入力し、ラベルテキストを変更しよう。

これで、プログラムは完成なので、Ctrl + R を押して、ビルド&実行すると、下図のように表示されるはずだ。

デザイナ右下のプロパティ部分で、フォントやアライメントを指定できるぞ。
下図はフォントを大きくし、左右中央揃えに変更してみたものだ。

Ctrl + R で実行すると下図のようになるぞ。

演習問題

  1.  Label ではなく PushButton を配置し、テキストを「Push Me」してみなさい。

まとめ

  • form>ui ファイルをダブルクリックすることでフォームをデザインできるぞ
  • ウィジェットを画面に貼り付けることができるぞ
  • 目的とするウィジェットを探すときはフィルターを使うと便利だぞ
  • プロパティでウィジェットの属性を変更することができるぞ

Qt5 再入門>空のプロジェクト作成

久々にQtでアプリを作ろうと思ったら、いろいろすっかり忘れていたので、自分の備忘録としてもQt5 を使ったアプリの作成方法を記述しておく。

なお、Qt のバージョンは 5.9, Qt Creator のバージョンは 4.3.1を使用する

空のプロジェクト作成

まずは「ようこそ」の上部中央の【+ 新しいプロジェクト】をクリックして、新しいプロジェクトの作成を開始する。

作成するプロジェクトの種別を指定するダイアログ(下図)が表示される。
通常アプリを作成したいのであれば、下図の様に「アプリケーション」、「Qtウィジェットアプリケーション」を選び、【選択】を押す。

次にプロジェクト名、プロジェクトファイルのパスを入力する。

次にクラス名、ファイル名等を設定できるダイアログが表示される。
通常は特に変更する必要は無い。

最後に、プロジェクト管理、概要が表示されるので、問題が無ければ【完了】を押す。

以上で、プロジェクトが生成される。

プロジェクトが作成できたら Ctrl + R を押してみよう。
下図のような空のウィンドウが表示されるはずだ。