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炭水化物であるグルコースから酸素を使用せずにATPを産生する過程を解糖系と言います。
グルコース
│ │ ← ATP (先を見越しての投資) ↓ グルコース 6-リン酸 ↑ ↓ フルクトース 6-リン酸 │ │ ← ATP (先を見越しての投資 その2) ↓ フルクトース 1,6-ビスリン酸 ─┐ ↑ │ ↓ │ ジヒドロキシアセトンリン酸 │ ↑ │ ↓ │ グリセルアルデヒド 3-リン酸 ←┘(グルコース1分子から2分子産生される) ↑ ↓ 1,3-ビスホスホグリセリン酸 │ │ → ATP (投資回収) ↓ 3-ホスホグリセリン酸 ↑ ↓ 2-ホスホグリセリン酸 ↑ ↓ ホスホエノールピルビン酸 │ │ → ATP (投資回収) ↓ エノールピルビン酸 ↑ ↓ ピルビン酸 ←───────────→ 乳酸 │ 乳酸デヒトロゲナーゼ ↓ ┏━━━━━━━┓ ┃ 酸化系 ┃ ┗━━━━━━━┛ (グリコーゲンが筋肉にある場合?)解糖系によるATP産生は酸化系によるATP産生よりも100倍ほど高速なので、運動負荷が上がり酸化系によるATP産生がATP需要に追いつかなくなると、解糖系により産生されたピルビン酸が処理できなくなり、乳酸濃度が高まる。その結果水素イオン濃度が高まり、運動の継続が困難になる((筋肉がピリピリした感覚になる))。 解糖系の代謝速度は、上から3番目の フルクトース 6-リン酸 → フルクトース 1,6-ビスリン酸 の部分で最も強く調整される。この部分の反応を触媒するのは ホスホフルクトキナーゼ という酵素で、この酵素はアロステリック酵素で、反応はADPとAMPで促進され、ATPとクエン酸で阻害される((安部・吉岡 編:「物質としての脳」 111))。 この酵素が触媒する反応はATPを必要とするのに、ATPで阻害されるというのは面白い。 このページへのトラックバックURL: http://vivi.dyndns.org/wtb/175
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